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ああ、マルケスが退団

現在の名古屋グランパスの絶対的なFWマルケスが、5月末までの契約を更新せずに、母国ブラジルのクラブへ移籍する事が決まりました。

クラブ側は契約延長を希望するも、本人の意思で今回の移籍に至ったようです。


どう考えても、痛すぎるの一言です。
ウェズレイは退団したものの、やっと新たな攻めの形を確立し出したところでその中核であるマルケスが退団。

14日の神戸戦を最後に移籍するようです。

早急な補強は必須ですし、クラブもそう考えているようですが、そう簡単に良い選手が見つかるわけもありません。


ただでさえ守備陣に異常に怪我人が続出していて手が回らないのに、今度は一番の得点源を失うこととなります。

現時点でかなりの好位置に付けている名古屋ですが、さっそく下降ムードですか・・・。

新たな攻撃の形を作り上げるまで持ちこたえて欲しいのですが、無理な注文なのかも・・・。

名古屋サポーターの憂鬱はまだまだ続きそうです。


とりあえずマルケスにはお疲れ様といいたいですね。

勝敗を決める数々のゴールやアシストはもちろん。

勝敗に関係なく魅せてくれた、観客を楽しませてくれるようなプレー。

こういった選手はJではなかなか居ませんから、観ていてすごく面白い選手でした。

新天地での活躍を祈っております。

ついに発表! 野球版ワールドカップ開催決定!

今春に発表する、とされていた野球のワールドカップの開催がついに決まりました!

来年2006年3月に「第1回ワールドベースボール・クラシック」という大会として開催されるそうです。

以下はサンスポの引用です。

 

 米大リーグと選手会は11日、トッププロ選手が国別対抗で争う野球の第1回「ワールドクラシック」を、来年3月に開催すると発表した。詳しい日程などについては7月に発表するとしている。

 

 米国内の報道によると、大会には16カ国・地域が参加し、米国、アジアなど世界各地で1次リーグを行う。日本は来年3月3-5日に東京ドームで開催される1次リーグで韓国、台湾、中国と対戦。1次リーグの各組2位までが3月13-15日に米国で開かれる2次リーグに進み、18日に準決勝、20日に決勝を行うという。

 

本当に待ちに待った発表でした。

一野球ファンとして、この大会の実現をずっと夢見てきました。

なんといってもこれまでは一度も実現したことのなかった、各国がプロを揃えて戦う大会ですからね。

日本プロ野球はもちろん、メジャーリーグも選手を出してきます。

 

待ちきれない自分は昨年、乏しい知識ながらも各国の戦力評や、「理想の日本代表は?(まだ募集してますよ!!)」、なんてのをこのブログでやっていたわけですが、それもこの大会を前提としたもの。

もうここに書き尽くせないほど喜んでいる自分です。

 

以前イチローは、純粋に世界一を決めるような大会なら自分も参加したい、というような内容の事を語ったことがあります。

つまりイチローと松井秀が同じ打線を組む事も大いにありえることなんです!

もう考えるだけでヨダレの出てきそうな大会でしょう?

まだまだ書きたいことは山ほどありますが、今回はこの辺でやめときます(苦笑)

 

各国の真剣度がどれくらいなのかは計りかねます。

それに開催時期や、その他さまざまな問題・修正点が出てくると思います。

しかしまずはこの最初の一歩が重要だと思います。

NPB側は参加するしないでもめていますが、最初の一歩の大切さを考えて欲しいですね。

いつかこの大会がサッカーのワールドカップくらい権威ある大会となり、定期的に開催されるようになっていって欲しいものです。

脅威の中日打線 ~其の一~

今日ナゴヤドームで行われたヤクルト×中日は3-9で中日が快勝。

6連勝中のヤクルトを中日打線が止めた形となりました。

 

中日ファンである自分が言うのもなんですが、今年の中日は打線が去年よりも確実に一回りも二回りも大きくなりましたね。

正直な話、現時点での中日投手陣は先発も中継ぎも去年よりは全然調子は良くないと個人的には思います。

もし去年の打線に今の投手陣の状態だったら、おそらく今の位置にはいないでしょう。

でも今季の打線は投手陣の多少の不調は補って余りある程の強力なものとなりました。


そこでその打線について個人的な意見をちょっと述べてみようと思います。

 長くなりそうなので2回くらいに分けて書いてみます。


まずここまで強力な打線になった理由としてはもちろんウッズの加入が一番の理由に挙げられるわけですが、単にウッズという大砲が入ったから長打を期待できる、というよりは、それに伴って各打者の役割が明白になった、という事の方が大きい気がします。

特に福留、アレックスなんかが象徴的ですね。

福留が高打率を残していた頃はゴメスというしっかりした4番がいたので、チャンスメーク・あるいはランナーを返すことに徹して広角にヒットを飛ばしていたのですが、ゴメスが抜けて福留が4番の仕事をしなくてはならなくなった途端、本塁打の意識が高まったからなのか、すごく打撃が荒っぽくなり打球方向もかなり偏っていました。

そこへ今季から4番ウッズの加入です。

求められるのは本塁打などの長打ではなく、あくまでランナーを返す働きでしょう。

4月はまだ福留は悩んでいたようですが、5月に入ってやっと本来の広角に鋭い打球を飛ばす福留が戻ってきましたね。

今日の試合を見る限りではもう大丈夫でしょう。

そして4月に驚異的な活躍を見せたアレックスにもまったく同じことが言えると思います。

昨年までの強引さが目立たなくなりましたからね。


ウッズ獲得には莫大な金額がかかりましたが、彼の長打力だけでなく、こうしたチームへの相乗効果までもを計算した獲得だったとしたら、それだけの価値のある契約と言えるでしょう。


オルルッドがレッドソックスとマイナー契約

守備時にもヘルメットを着用することでお馴染みの、ジョン・オルルッド

昨季マリナーズを解雇されその後ヤンキースが獲得し、終盤戦・ポストシーズンとなかなかの活躍を見せていましたよね。

イチローや佐々木目当てでマリナーズを見始めた人も、この選手に興味を持っていた人は多いのではないでしょうか?


オフにオルルッドの動きに結構注目していたのですが、それらしい情報はまったく入ってこない。

ヤンキースに残るのかな?とも思っていたのですが、ヤンキースの選手リストに名前がなかった。

一体どこへ・・・?と気になっていたのですが、ここへ来てようやく情報が入ってきましたね(^^;

どうやらボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだようです。


今季のここまではフリーだったのだと思われますが、オルルッドはこれまでマイナーの経験が全くなく、常に第一線で活躍してきた選手。

その選手がマイナー契約までして続けるというのは、肩書きよりもそれだけ野球がしたいんでしょうね。

ここ2年は思うような成績が残せていませんが、年齢は36ですから、40くらいまではまだまだ現役で頑張って欲しいものです。


もちろんまずは昨季はヤンキースの一員として苦杯を飲まされたボストンで、メジャーに上がってあの巧打巧守を見せて欲しいですね!

個人的には今後も注目していきたい選手の一人です。





【John Olerud キャリア成績】


2147試合 打率.295 2189安打 248本塁打 1193打点 1121得点 1259四球 996三振


'93 ア・リーグ首位打者

'00 ゴールドグラブ賞

'02          〃

'03          〃