フィギュア・グランプリシリーズ第5戦 in ロシア
しばらくブログ更新を休んでいましたが、あまりに興奮したので久々に更新します。
今さっきフィギュアスケートのグランプリシリーズ ロシア大会の女子フリーが終わりましたね。
トータルで中野が2位で、グランプリファイナル進出が決定! 村主は5位に入りました。
中野は本当にうまくなりましたね~。
トリプルアクセルをはじめとしたジャンプが安定したのに加えて、ステップや何よりもスピンがすごくきれいになったと思います。
フリーの最後のスピンなんかは本物の鶴か、はたまたフラミンゴかって位美しかった。
フリーの演技は素人目にはほぼノーミスに見えましたが、得点の詳細をJSFのHP で調べてみたところ、2つめのフリップと3つめのルッツが回転不足だったようです。
でもそれでいてロッシェットをかわして2位に入ったのは本当に大きいと思います!
グランプリファイナルの楽しみが一つまた増えました。
おめでとうございます。
そして今回僕が興奮し、また感動してしまったのは、ダントツの得点をたたき出して優勝したキム・ヨナの演技。
フィギュアは人それぞれ観方が違うと思いますが、僕がフィギュアを見る際に一番気にするのは、いかに音楽と同化しているか、です。
もちろんジャンプの高さやスピンの美しさ、ステップの上手さなど個別に観てもすごく魅力があるのですが、すべての要素を音楽ありきで考えた時、それらを音楽と一つになって表現できる選手は、僕が今までフィギュアを観てきた中では調子の良いときのスルツカヤだけです。(そこまでフィギュア暦は深くもありませんが)
ポイントポイントで音楽に合わせた振り付けをしている選手はたくさんいますが、本当に音楽と一つになれている、と感じる選手は本当に少ないです。
今日観たキム・ヨナはまさしくその音楽と同化した演技でした。
もちろんジャンプ、スピン、ステップ等々の要素をこなすわけですが、感覚的にはまず音楽があってそこから作り上げられていく、という様な印象を受けました。
個人的に勝敗とは別の次元で本当に楽しみな選手です。
次は最後のNHK杯ですね!
残りの2枠を安藤、マイアー、コストナーと、ロシアで3位のロシェットが争う形になります。
頑張れ安藤!