トリノ五輪 女子フィギュア・ショートプログラムを見終えて、 | VIVA SPORT !

トリノ五輪 女子フィギュア・ショートプログラムを見終えて、

トリノ五輪の女子ショートプログラム終わりましたね~。

事前に日程をチェックし、「よし、日本時間の午前2時開始か。 なんとか仮眠取らなくても大丈夫かな。」なんて思ってしまったのが運の尽き。

実際に始まったのは3時半とかで、日本選手の登場は5時台、6時台ToT

結局寝る時間がなかった自分です。。。


しかし競技の方はそんな眠気を吹っ飛ばしてくれるような内容でした。

日本人選手+個人的に好きなスルツカヤの感想を。

文章をまとめるのが苦手なので、長文なのはご勘弁を。


まず14番滑走で、安藤美姫が登場。

目立ったミスは出足のコンビネーションで手を付いたのと、フェンスにぶつかったところ。

ここ数回の彼女の演技でも感じていた事ですが、全体的にスピードがなかったなぁ、って印象です。

衣装がちょっと重たく感じるようなデザインだったので余計にそう感じたのかも。

でも悲観するような内容では全然ないと思います。

フリー頑張って欲しいですね!

そういえばフェンスにぶつかりそうになってた選手が結構いたけど、造りが違うのかなぁ、なんて思ったり。


そして18番目でスルツカヤの登場です。

う~ん、彼女はどんな選曲をしようが、常に音楽と演技が一体化してるって感じですね。

そしてなにより完成度がものすごく高い。

ホントほれぼれしますわToT

テンポの速い曲に、スカートではなくパンツ姿ってのも、動きがシャープに見えてより演技の質を高めていました。

勝負とは別に、フリーの彼女の演技を楽しんでみたいです。


21番滑走では荒川の登場です。

荒川の演技が、言葉で言い表すのは難しいくらい、素晴らしかったです。

これはあくまでも個人的な印象なのですが、これまでみた荒川の演技の中で一番攻めてた感じがします。

攻めてた、という表現はふさわしくないかもしれませんが、なんというか、一つ一つの動きのすべてをなにか体全体で精一杯表現しようとしていたように感じました。

観ている側の目に体全体で訴えかけてくるような演技でしたね。

素直に感動してしまいました。

もう1本、待ってます。


27番で村主ですね。

感情の入った演技でミスもなく、すごく良かったですね~。

昨年の暮れの全日本選手権あたりから、演技に彼女の情熱のようなものがすごく出ているって印象を受けています。

これまでも表現力は高かったのですが、そこからさらに熟したというか、高みにのぼった感じでしょうか。

フリーでも、彼女の真髄を見せて欲しいですね。



う~ん、フリーが楽しみでしょうがないです。

まずスルツカヤは言うまでもなく演技の質、完成度ともに文句なし。

荒川、村主も昨年暮れの全日本、そしてトリノのSPを見る限り、完成度は申し分ない。

そしてこれまで何かしらミスをして栄冠を逃してきたコーエンも、全米選手権で圧倒的な差で優勝し、SPも完璧だった。

となれば非常に、非常に、非常に濃いフリーの戦いになりそうですね。


ただ個人的には勝負とは別に、最高級の演技を楽しめたらとも思います。

フィギュアはやはり魅せるスポーツですから、その醍醐味を最高の舞台で存分に味わいたいですね。

寝たら起きれなくなる心配があるので、寝ずにわくわくしながら夜を明かそうと思います(笑)

こんな大会を観に行ける人がうらやましくてしょうがないToT